タビ

この間社員旅行にいってきた。


何故か今年も山梨に行ったんだが、その山梨の風景をバスの車窓から眺めているとき日本一周の旅に出た当初や出る前のことをふと思いした。



別に旅中思い出に残った場所に行ったわけではない。



寄ってはいないが、日本一周中に関係するといえば車窓から道の駅なるさわが見えたくらい。







ただそれだけ。



ただそれだけだ。








けれども少しだけ、旅当初のことを思い出した。










なんだか、思い出と言うのは不思議だ。



誰でもなく、自分がやったことや、見てきたものが記憶となっているのに、何故か時間がたつとオレの、オレだけの記憶なのにまったく違う目線でその記憶を見ていたりする時がある。



自分自身のことなにに気付けば他人目線の記憶を見るようになり、そしてそっと気付かないうちに忘れてしまうのだろう。










二年前の今日僕は日本一周の旅から帰ってきた。



約7ヶ月間というとても「濃い」、けれども「あっという間」の旅だった。



色々な人に出会った旅だった。色々なものも食べた旅だった。色々な経験もした旅だった。



でも良いことばかりではなく、当初慣れるまでは孤独との戦いの旅だった。逆に前半は何も食べない空腹との戦いの旅だった。そのせいで目に入るすべての試食とか食べまくって鹿児島で食中毒に侵される旅だった。








でもそれもこれも、すべて僕の日本一周の旅だ。







今ではその辛かったこともすべて良い思い出になりつつあるが、僕にとっては今でもこれからも、とても大事な大事な思い出。






旅から帰ってきた時も、あっという間だったな。と思っていたが今はその日から2年もたつ。



だけれども寂しいものでもっとあっという間に少しづつ少しづつ、あのときの思い出も消えていくのだろう。




そして今回みたいにふっと何かのきっかけで思い出すのだろう。












今冒頭でも書いたが旅出る前や出た当初のことを思い出した。





旅に出る前一生懸命、今すぐ旅したい欲求を、日本一周の先輩のリアルタイム日記を見たりして、押さえていたあの日。



けれどもその日記を見ることによって余計今すぐ旅したい欲求に駆られていたあの日。




たいして家具もない無機質な僕の部屋で先輩の日本一周日記を見ていると自分もそこに行っているかのような気分になれ毎日毎日、その無機質な部屋でドキドキしていた。





しかし、もちろん旅出る前「日本一周するぞ!!」って自分のなかで意気込んでいたのだが、実際出る前は前日まで「おれ、本当に日本一周するの?日本一周出来るの?」って疑心暗鬼だったのを覚えている。



やる前ってなんでだか、めちゃくちゃ壁が高く見える。
けれどなんでもそうだが、いざ登ってみると夢中になって意外に登れてしまうものだ。







旅も同じ。





出発前夜、眠れず布団の中で明日から「冒険」がはじまるとドキドキしていた。







僕も先輩から色々情報を頂いた。




逆に僕の日記を見て「日本一周したい」と思ってくれればなーとよく思っていた。









人から人へ紡ぐ。
















今日久しぶりに利尻の昆布バイトでお世話になった父さん母さんに電話してみた。


久しぶりに聞く声でとても懐かしかった。


けれど相変わらず父さんの言葉の8割以上はナニ言っているかワカラナカッタ。




よくそんななか1カ月以上もひとつ屋根の下で楽しく暮らせていけてたなーと思う。





でもお元気そうでなによりだった。









旅中に出会った人は皆今何処にいるのだろう。



今何をしているのだろう。




皆さん元気にしているのだろうか。







なんだかとても会いたくなった。

















いろんなことを思い出した、今日11月14日。








僕は元気です。




手紙

まだまだ忙しい日々が続く中、一通の手紙が届いた。


差出人は去年旅中に長野白馬で出会った「あちこさん」だ。


どーやら彼女は地元北海道にようやく戻ったらしい。


実は旅終わった後2回くらい東京で会ったのだ。



なんだかんだ旅中に何度も何度も会った同世代の旅人。



彼女が一番旅中にいろんなところであったのかな。






なにやら去年の9月に日本一周のバイクの旅は終わらせたが、まだ彼女はフラフラしているらしい。


なんていうか、さすがだ。


さすがコロ姉。




けれどようやく最近北海道に戻ってきてらしい。


ついに落ち着くのかな。









いや、まだまだ彼女は落ち着かないんだろうな。



彼女はそんな気がする。








なんだか東京の忙しい生活に追いやられている毎日。


彼女とまた長野をぶらぶらしたくなった。











4月16日

月日が流れるというのは本当に早いものだ。




「光陰矢の如し」とはよくいったものだ。




最近東京(神奈川)に引っ越して、仕事、仕事の毎日。
 

日々の生活が忙しすぎて、でもそれが当たり前になってきている。






今は仕事が第一。


仕事が全て。





毎日仕事のことだけを考えている。
 










だけど今からちょうど一年前の今日はまったく違うことを考えていた。
 




仕事のことなんかまったく考えなかった。
 






考えていたことといえばただひとつ。



 







何ヶ月かかってもいい。無事に家に帰ってくるってこと。
 












普通に生活している人が真剣に考えることではない。




なぜ一年前僕はこんなことを考えていたかというと、








そう、一年前の4月16日。僕は日本一周の旅に出た。







213日間のとても長くて短い「旅」だった。





色々なことがあった旅だった。


色々な経験をした旅だった。


色々な人に出逢った旅だった。






そのとても濃い7ヶ月間が去年の今日始まったのだ。




一年前のちょうど今頃最初の寝床の草津の道の駅についたあたりかな。



真っ白な濃霧で5メートル先の道も、将来もまったく見えないとても不安な夜だった。




それにこれから先なんだか「すごいこと」が起きていくんじゃないかというドキドキであまり眠れなかった。




「冒険」がはじまったといった気持ちになった。






それからは毎日がドキドキの連発で、何もない一日であっても今思えば、ものすごいかけがえのない一日だったと思う。







でも、なんかとても不思議だ。



つい5ヶ月前までは車が僕の足であり家であった。



車の中で生活することが当たり前で、逆に車じゃないと寝れない身体になってしまっていた。



毎日毎日毎日毎日電源のことを気にして生きて、苦痛でもあったがときに文章を書くということが楽しく感じたこともあった。





逆に今は電気のありがたみや布団で寝るということが当たり前になっている。



あんなにこの辛さ忘れないでおこうと思っていたのに、たまに忘れている自分がいる。



慣れとはこわいものだ。









今、酒を飲みながら旅をしていたことを考える。





あのころを思い出すと軽く震えるくらい興奮する。






最高の日々を過ごしていたんだなって・・・。









去年は最高の一年だった。





だけど今年はもっともっといい一年にしたいと思ってる。






そして、来年も。
 











だけど、自分の誕生日忘れても、彼女との記念日忘れても、「4月16日」という日は一生忘れないんだろうな。

日本一周日記反響ベスト5

日本一周中毎日かかさず日記を書いていた。


辛くて辛くて嫌になったときも多々あったが、今思えばとてもいい思い出だ。


200日以上も書いていたので正直頑張って書いた日も、手を抜いて書いた日も色々ある。


旅しているからと言って、毎日面白いことが起こるわけではない。


それでも毎日書いた日記。


そんな日記を愛読してくれていた人も中にはいる。


今日は僕個人的な意見はなしにして、読んでくれていた人からいただいたありがたい感想や意見を基に反響が多かった日記の順位をつけてみようと思う。




そんなわけでさっそく、








第5位。


「50日目 体がおかしい」







とにかく辛かったなーというのが日記からもなんとなくわかる気がする。


みなさんに心配おかけしました。



でも今となればとてもいい思い出。











第4位。







「152日目 またな、利尻・礼文サロベツ国立公園」







2週間くらいダラダラと過ごした礼文島を出た日の日記。


正直僕自身もかなり日本一周中の大きな大きな一日。





たみおの「さすらい」を聞くとこのときのことを鮮明に思い出す。











第3位。










「123日目 昆布バイト25日目」









友達に「ビックリした!!」とよく言われた日記。


詳しくは見てほしいから書かないがもうこんな日記を書くことは一生ないのかもしれない。




逆ナンかぁ・・・。













いやっほう。




















第2位。



















「最終日 終わりなき旅&あとがき」














日本一周の最後に書いた日記と終わった後の感想文みたいなもの。



この日記はもちろん電源が豊富にある我が家に帰ってから書いたんだが、なかなか書けなかった日記。


ある意味一番苦労した日記。



でも今思うと書けなかったではなく書かなかったのかもしれない。




これを書き終わった瞬間=「旅の終わり」と思っていたのだ。




そして、あの書き終えた瞬間の達成感といったら言葉に出来ないな。





最高の旅だったっていうのを思い出す。

















そしてなんと最終日の日記を押さえて堂々の1位は・・・












第1位。














「26日目 淡路島から四国入り」









もうこれ。








これしかない。











この日の日記ほどみんなから連絡がきた日記はない。


旅中けっこうふざけて書いたりしたときも多々あったが、このときはいたってまじめに書いたわけだ。


普通にこの恐怖体験を日記に綴っただけだった。






だけどこの日記が断トツだな。


帰ってきてからも日記を見ているみんなにとにかく言われた。






















「まじうけた。」


















・・・ありがとう。


最後の日本一周人

なかなか落ち着いてこのブログを書く暇がないくらい最近はやはり忙しかったりする。


だけど、そんな忙しいときでも、寝る時間を削ってでも今日は書こうと思った。


その理由は、大事な大事な仲間が今日無事ゴールしたのだ。







僕は2009年4月16日に日本一周の旅に出た。


7ヶ月間の長いようで短い旅だったが、今思い出すのはやはりあの出発した日のことだ。





あんなにドキドキしながら目覚めた朝はない。


あんなにワクワクしながら準備をしたことはない。


あんなに不安にかられた夜はない。






その2009年4月16日。







実は僕以外にもこの日に日本一周の旅に出発した男がいた。



その男の名前はおさかなくん。


名前の由来なんかは分からない。


けど今更そんなことには興味はない。







彼とはひょんなことから知り合いになり、そしてついに北海道の帯広近くの彼がバイトをするリゾートホテルまで僕は会いに行った。


僕は事前に彼のブログを少しだけ見ていた。


なんとも自由なブログだった。


仲いい友達だけに見せているような文章。



旅の地名やご当地のものなんてまったく出てこない。




日本一周人が書いている旅ブログとは思えないようなブログだった。




正直ブログだけの最初のイメージは今どきの若者の旅(2、3こしか歳変わらないが)。というかんじがした。



だけど、いざ会ってみるとこれがビックリ。



意外に親しみやすい好青年だった。



逆にそのギャップがあったせいか僕はとても彼のことを気に入り初対面が苦手な僕が一瞬で仲良くなれた気がした。



そのあとおさかんくんのバイト先の怪しいバーベキューに誘ってもらったり、次の日温泉いったり、僕の車がパンクしたりと、たった数時間なのにとても濃い時間を過ごした。







そして、そのときからずっと言っていたことがある。







「無事ふたりともゴールしたら、日本一周人同士として飲みに行こう。そして日本一周人にしか出来ないような話に花を咲かせよう!!」








どうやらついにその約束がはたせそうだ。






そう。ついに今日おさかなくんが日本一周の旅を無事終えてゴールしたのだ。





僕と超同期のおさかなくん。



僕の知っている最後の日本一周人のおさかなくん。



ちょっぴりМっ気がありそうなおさかなくん。







彼からゴールの知らせのメールがきたのを見たとき、なんとも感慨深い気持ちになった。






一緒にいた時間はたった2日間だったが、旅中はたまに近況報告したり、同じ時期に日本を旅するもの同士にしか分からないような悩みを相談したりと、なにかとたまに連絡を取っていた。




おさかなくんもブログで書いていたが、うちら二人の関係をなんていっていいか分からないのだ。



地元の友達とかいうのにも当てはまらないし、仕事での先輩後輩というのでもないし、兄弟でもない。



じゃあ二人の関係はなんなんだろう。





なんていうか、出会うべくして出会った、不思議な大事な仲間だと思う。





お互いが日本一周の旅にでていなければ絶対に一生会うことはなった。




そう考えると縁って不思議だなー。



「運命」ってやつはあんま信じたくはないが、こーいうのを考えると、たしかに「運命」ってやつはあるのかなと思ってしまう。







たった一瞬二人の人生が交差した。


だけどその瞬間から、二人は何度もこの先交差せていくのだと思う。










そーいえば、僕が礼文島にいるときに、おさかなくんに5・7・5で一句詠んでもらったことがあった。


まぁ僕のいつも通りのむちゃぶりみたいなものだ。







そしてそのお題はズバリ、「旅」。




簡単そうで意外にむずかしい。





旅行じゃなくて「旅」をしたことある人ならなんとなくわかってもらえると思うが、あれをたった12文字に当てはめるのは相当難しいと思う。




だが、そのときおさかなくんがつくった句は、なんとも彼らしい、そしてまだまだ発展途上の若者の旅らしさをうまく表現できたとても素晴らしい句だった。




僕的にとても気にいったので、ずっと覚えてた。








あえてそれを最後に載せようと思う。








おさかなくんの10ヶ月間の旅をこの句から感じたり、読み取ったりしてほしい。











そしてこれが彼が作った句だ。






























「旅立てど やっぱりしたいな 性行為」






















おさかなくん。




日本一周無事ゴールおめでとう。














りしり

 先日旅でお世話になった方々に無事帰宅したという手紙や、そのとき撮った写真なんかを送ったりした。



そしたらみなさんから「手紙着いたよ。ありがとう。」とお返事のメールやらがきた。



お世話になったのはこちらのほうなのに、僕はありがとうと言われる存在ではないので、なんか逆に申し訳なかった。



そして今日あまり鳴らない携帯がなったので出たら、僕が利尻でお世話になった昆布バイトを営んでいるJさんだった。



どーやら僕が送ったものが届いたよ。という電話だった。




この旅中利尻に一番長くいたし、色々思い出も多い場所だったので、そのぶん僕はよく写真をパシャパシャ撮っていた。



とにかく、写真をパシャパシャ撮っていた。



ある意味この昆布一家の専属カメラマンじゃないかっていうくらいパシャパシャ撮っていた。




干している時とかも、親方や奥さんの許可を得てみんなを撮ったりしていた。



そんなんだから利尻のみんなは口を揃えて「写真楽しみにしている」と言っていたのだ。



そして何百枚とある利尻の写真から選びに選びまくって、アルバムに入れて利尻まで送ったのだ。



そしてそれのお礼の電話みたいだった。




久々に母さんと話した。




とても懐かしかった。



母さん曰く、そうとう写真を気に行ってくれたみたいだ。



とても喜んでくれていて僕としてもそれを聞いてとても嬉しかった。



そして、父さん(親方)にも電話変わってもらって久々にはなした。



何分くらい話したんだろうか。


3〜4分くらいは話したな。



久々に聞く父さんの声。懐かしい。とても元気そうだった。




たった3か月前のことなのに、なんだが何年ぶりに話した気分だった。




とても楽しい時間だった。





だけどひとつとても困ったことが。







父さんがまったく何を言っているか分からなかった・・・。




唯一分かった単語は「昆布」と「メガネ」と「ほうれん草」だけだ・・・。







「昆布」と「メガネ」と「ほうれん草」。








・・・。







一体父さんはその3〜4分の間に何を言いたかったんだろう。



まったく見当もつかない・・・。




旅の終わり

やっと終わった。



旅から帰ってきて13日。



ようやく日記が書き終えた。



最後の日記のあとに僕は「あとがき」というものを書くと決めていたので、一応その「あとがき」までが僕の日本一周の旅日記だ。



最終日の日記と、あとがきの二つは何回も何十回も見直した。



だけど何度見ても「これでいいのか?」と思ってしまう。



何度見ても訂正箇所を見つけてしまう。



でも思った。


変なこと書こうが、おかしな文章だろうが、この瞬間の気持はこの瞬間しか書けない。


何ヶ月後、何年後、どんなにかっこいい言葉を思いついても、最後の文章はもういじるつもりはない。


(誤字脱字やHPの構成はいじるかもだけど)


それはやっぱそんときかんじた素直な気持ちなんだから。



日本一周の旅を終えた素直な気持ちの感想は今しか書けない。







でもこれでようやく、はれて日本一周の旅が全部終わった気がした。



あっという間の7か月。



楽しかったな。







何度見てもあれでいいのか分からないが、あれが今の僕の素直な気持ちを打った文章です。



最後の日本一周の日記。


もしよろしかったら、「最終日」そして「あとがき」。見てやってください。





よろしくおねがいします。






さて、このあとは少しづつ、HPをいじっていこうかな。



 

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