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あの日、あの時、あの瞬間の出来事

異例の本日2度目の更新。



実はどうしてもここに書きたいことが起きたのだ。



他の人からみればどーでもいいことだけど、自分にとっては大事なこと。



最近このブログを書く時しか開かなくなったこのパソコンを、なぜ2度も開いたかと言うと、



今日は休みで一日部屋でダラダラしていた。



けれど、一歩も部屋から出ないというのが嫌だったし、買いたいものもあったから暗くなった夕方5時に隣町まで電車で買い物にいくことにしたのだ。



僕が乗ったのは各停電車。



日曜日のこの時間だからか電車にはぽつぽつとしか乗客はいなかった。


そんな僕はipodで音楽を聴きながら、眠るわけではないが、目をつぶって考え事をしていた。






音楽に音のかき消されながら、しかしすこしだけ電車のきしむ音や線路のあのガタンゴトンという音も聞こえてくる。






そのなかに、なぜかコップというかガラスの当たるガチャンという音も聞こえてきた。






無意識にその方向を目にすると、一人の男性が床に置いた段ボールの荷物のほうを向いて怪訝そうな顔をしている。







何か持ってきたコップとかが揺られてぶつかっているのかな。とそのときは思いまた目を閉じた。









電車は一駅、二駅と進み僕が降りようとした三駅目につく少し前にまた、ガチャンという音が聞こえた。






なんだか騒がしいなと思いながら、頭の中では着いたら買うもののリストを思い描いていた。











その瞬間、ドンという音と足に軽い衝撃が走った。









別に痛いものではない。ただ足に何かがぶつかったのだ。







恐る恐る、閉じた眼を開いて足元を見てみたら、それはオロナミンCの空き瓶だった。







その瞬間数ヶ月前の出来事が鮮明に蘇った。








車内を転がっていた空き缶。





自分もつい避けようとしてしまった。






そしたら目の前のおじさんがひょいっと拾い上げてそれを嫌な顔せずに降りた駅のゴミ箱に捨てていった。








罪悪感を感じた日。自分の優しさは偽善だと分かった日。





色々なことを考えた日。











なぜか僕は足に当たるオロナミンCを見て嬉しくなった。






そして僕は何故かすぐに携帯でそれを写真に収め。






足元にあるオロナミンCを拾い、ギュッと握りしめた。











多分まわりにいた人は「なんだコイツ!?」と思ったと思う。







多分相変わらずみんなに避けられて転がっていた空き瓶を嬉しそうに写メで撮り、拾い上げているのだ。















でもいいのだ。












誰になに思われてもいいのだ。










やっとあのときの借りを返せるときがきたのだ。


















目的の駅について、僕は真っ先に自動販売機の横の空き瓶のゴミ箱にそのオロナミンCを捨てた。






















今回の僕のやった行為は偽善だ。












完璧な偽善だ。



























でも偽善だろうがなんだろうがそれでいいのだ。










ゴミが相変わらず電車に捨てられているという現状は悲しいことだが、僕はなんだかようやく心がすっきりした。















それはなぜかというと、












もう一生会わないだろうおじさんと、僕は正面見て話せる気がした。















コメント
やったね オロナミンC確保
  • tama
  • 2011/03/08 12:52 AM
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