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一夜明け

昨日僕はたまたま休みで家にいた。





買い物するために3時くらいの電車で出かけようとしていたため、慌てて用意をしていた。






テレビからは大好きな金八先生の再放送が流れ、それを見続けてしまっていたため結局ギリギリの時間になってしまっていたのだ。







そしてそろそろ行こうと立ちあがった瞬間、グラッと床が揺れた。







電気の紐や、花粉が嫌なため部屋干ししていた洗濯物が気持ち悪く揺れ始めた。








「あ・・・、地震だ・・・。」








最初はそんなかんじでちょっと大きな地震かな。くらいの軽い気持ちだった。








しかしその揺れは思ったよりも長く続き、徐々に徐々に恐怖の気持ちが大きくなりはじめた。











そして、











「あっ、これヤバい・・・。」













と思った瞬間、外から





















ゴゴゴゴゴ・・・・














という地鳴り(?)みたいな音がなり目に映るすべてのものが大きく揺れた。







立っているのもきついくらい揺れ、目の前のテレビ台に置いてあったモノや観葉植物らが落ち始めた。














「ガッシャンガッシャン!!」











と今まで聞いたことないようなアパートや建物の揺れてきしむ音が聞こえてきた。








誰に向かって言ったかは未だに分からないが僕が思わず発した言葉は、









「やめろ!!」







だった。











次の瞬間キッチンから大きな音が聞こえ見ると炊飯器が今にも冷蔵庫の上から落ちそうにグラングランに揺れている。









キッチンが狭いため僕は2ドアの冷蔵庫の上に電子レンジを置き、その上に炊飯器を置いていたのだ。








一瞬ふら付きながら慌てて向かった瞬間炊飯器が落下した。













しかし、落下数センチくらいのとこで無事落下を止めた・・・ってか床と炊飯器の間に手のひらをクッションとしてはさんだだけ。





はさまれて痛いと思いながらどうにか破損は免れたことによかったと思ったとき、今度はその下にあった電子レンジが冷蔵庫の枠をはみ出し揺れている。









さっきまで一生懸命守った炊飯器を投げ出し、今にも落ちそうな電子レンジを必死で押さえた。








目の前の食器棚から運よくガラスや陶器の食器は落ちなかったが、箸や洗って棚に置いておいたフライパンなどが落ちてきた。







こんだけ今大変な状況で初めて体験するほどの恐怖をかんじているのに、その半面おかしなもので、










「あー、せっかく洗ったのに・・・。また洗わないと・・・」








と冷静なことを考えている自分がいることにビックリした。













それから少しし徐々に揺れは収まり始めた。








外を見ると僕の家は少し高いとこにあり、あたりを見渡せるのだが家々がまだかすかに揺れているきがする。









空には無数の鳥やカラスが狂ったように鳴き叫んでいた。









付けていたテレビの金八先生の再放送は何故か消えていた。










情報が知りたくてテレビをつけようとしても何故かテレビがつかなかった。








何度も何度も電源押してもテレビはつかなかった。









そして約1分後ようやくついたテレビは、金八先生の再放送ではなく地震速報の特別番組に切り替わり、何を言っているか分からないくらい慌てた様子でアナウンサーが喋っていた。







他のチャンネルを回してもみんな同じような状況で、大きな地震が起きたこと。それと津波警報が発令されたことを繰り返し伝えていた。






自分が住んでるとこの地震の大きさも出ていて、「震度5」と表示されていた。








実家がある栃木を見ると「震度6強」だの表示をされていた。













ふーん5と6かぁ・・・。














・・・。
















5と6!?










一瞬事態を飲みこめず、頭が混乱しているのか震度の大きさのレベルを忘れてしまった。






5といえば超でっかい地震だし、6強っていえば大地震だ!!








慌てて他の番組を回してもアナウンサーが違うだけで、同じように地震があったことと津波警報を伝えている。









アナウンサーが喋っている後ろから報道のスタッフの慌てている姿を見て大変なことになってきたぞと思い始めた。







そして、フッと震度6の栃木の実家のことを思い出し、電話をかけてみた。








だけど何度かけても、携帯が繋がらない。







携帯が込み合っているのか、または色々なものが倒壊して電話の電波が入らない状態になっているのか・・・。







恐怖と緊張感のなか、ずっとかけ続けた。









そして約30分後ようやく繋がった。







最初親の声を聞いたとき、電話の向こう側で今どーなっているかまったく分からないが声を聞こえたってことだけで、安心した。








だけど詳しく聞いてみると、やはりこっちよりは揺れは酷かったらしく、いろんなものが倒れ、コップやら花瓶やらは割れ雨漏りみたく天井から水が落ちてきてしまっているらしい。




もともとちょっと古い家だったため、その電話越しに聞いた状況が想像できた。







だけど、皆幸いに怪我はないみたいでとりあえず一安心できた。








けれど親のほうからこっちを心配してきた。




いやいやそっちのが震度でかいんだから、こっちは大丈夫だよ。と思ったが親が言っている意味がようやく分かった。





慌てて喋っていたから今僕が休みで家にいることは言っていなく、都会のど真ん中で仕事中だと思ったらしい。




たしかにそうだ、東京の都会はどうなっているのだろう。





僕の職場はまさに大都会のど真ん中にあるため、大パニックになっているのではないだろうか。






何度も何度も職場に電話をしたが繋がらない。





20分後にようやく繋がったがコールのみで誰も出なかったため不安はつのる一方だった。






テレビでは徐々に東京の街の様子が映し出され、各ターミナル駅に人が殺到してパニックになっている絵が映し出された。






首都圏の電車が全部止まってしまっているみたいだ。






大変なことになってきている・・・。















大きな余震が続く中夕方ようやく上司と連絡が取れた。







どうやら地震直後すぐに皆本社のほうに避難したらしい。






完全に交通網が遮断され、今夜は皆本社に寝泊まりするみたいだ。






帰る足をなくした人々の群れや、パニックの映像が映し出されているのをみて、本当に東京はもろいなと感じた。













僕が一年前東京にくるときけっこう恐れていたものが、東京大震災だ。






なにかとテレビでそろそろくると言っていたのだ。







テレビではCGを使い首都東京が大地震に見舞われた場合の被害の様子を色々な予測で流していた。







そのなかに出てきたものが、「帰宅難民」だ。





家に帰れなくなってしまった人で首都東京が混乱してしまう。







ついにそのことが起こってしまったのだ。






いきなり家に帰れなくなってしまったのだ。しかも人がまわりにいるから安心することはあるが、いすぎるとかえってパニックになってしまう。





そうとう大変だっただろう。










でもまだ東京は一時的に電車が動かなくなったくらいだからいいほうだ。






岩手、宮城、福島の様子をテレビで見ていると、実際自分もその地震を昨日体感しているのに、まったく違う世界で起こっていること、





いや、なにかの映画を見ている錯覚に陥る。















しかしテレビからは、







国内最大だとか、






阪神大震災の180倍だとか、






原子炉から放射能が漏れただの、





死者がどんどん増えているだの耳を覆いたくなるニュースばかり。










本当に被災者の無事を祈るばかりだ。














今日も余震はまだ続いている。















このまま日本はどーなってしまうのだろう。















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